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当時、保育園に通う娘とのエピソードです
娘と2人での生活の中、どこへ行くにも車での移動がほとんどで、車内はいつも浜田省吾さんの曲が流れており、娘も一緒になって唄を口ずさんでおりました
ある時、 ママ、浜省じゃなくて、ミニモニが聴きたい、ミニモニのCD買って! とせがまれました
当時の私はそんな娘の気持ちを考える時間も、恥ずかしながら、お金も余裕がありませんでした...
娘の要望をピシャリと断り、赤信号で停まっていた時のことです
車内には AMERICAのイントロが流れ始めました
曲が始まると聴こえてきたのは娘の歌声でした
さっき私にミニモニを買ってくれ、浜省じゃなくてミニモニを聴きたい!と力説していた娘が、全開になった窓に左手をもたれかけ、やや左側に重心をかけながら、
アーメリカァ〜エイガノナカノォ〜 と唄っている娘を見た瞬間、 あぁ、私の時間がない、お金がないなんて事は、この子にはなんの関係もない事なんだ!
行き先を変更して、TSUTAYAへ直行し、ミニモニを買ってあげました 今となっては笑い話ですが、あの時私は猛烈に反省しました 今でも想い出すと胸の奥がチクチク痛みます
そんな娘も27歳になり、よくぞ元気に育ってくれました
相変わらずな私の車内の曲を聴き、まだ浜省好きなんだ 私、浜省の曲大概唄えるんだよねぇ〜
と、半分私を小馬鹿にしたようにからかわれます
大変な事もたくさんたくさんあったけど、娘がいてくれたおかげで生きることができました
今でもAmericaを聴くとあの当時の切ない思いと、娘とのこのエピソードを思い出します
Rie
2024/08/02
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