中学一年生の時、初めて告白をしてもらい付き合いはじめた男の子がいました。告白される前から、私も良いなと思っていたので、付き合いはじめました。
昔流行りのハートのペンダント(2つ合わせたらハートになる)をお互いに持って。
同じクラスなので、ほとんど一緒に教室にいました。
昔なので、同じクラスにいてもなかなか話は出来るような状況ではなかったけれど、それでも心は繋がっているからと嬉しかった。
私達の学校は、田舎にあり、9つの小学校の生徒が集まって来ていたので、遠い小学校から来ている人は寮生活でした。
彼も遠かったので寮生でした。
中学になって、同じクラスになった女の子(仮 ちひろちゃん)がいました。彼女は小学校は別でしたが、最初から気が合い仲良くなれた友達でした。
彼女も、家が遠かったので寮生でした。
夏休みは、部活もありましたが、私は卓球、彼はバスケだったので、なかなか会うことは出来ませんでした。
夏休みが明けて、私に対する彼の様子や、ちひろちゃんの様子が前と違っている感じがしていました。
ある日、クラスの中で、彼とちひろちゃんが付き合ってると言う噂がありました。
私は驚きましたが、夏休み明けからの二人の様子からもしかしてと思うところがあったのでなんとなく分かっていたのかも。でも、実際に付き合っていると分かるとそれはショックでもありました。
しばらくしてから、ちひろちゃんが、私に付き合っていることを話してくれました。付き合いだしたなりそめも。
それはそれで、とてもショックでしたが、はっきり言ってくれて良かったと思う面もありました。
私はまだ中学生になったばかりで、恋に恋をしていた幼い女の子で、二人は少し大人に近い恋愛?を求めていたのだと分かりました。
初めての交際も初めての友達も失ってしまった恋でした。すぐに嫌いになれるわけもなく一人片想いを引きずっていました。
一番辛かったのは、同じクラスなのでどうしても二人の姿が目に入って来る事でした。
それからしばらくして片想いの曲が入っているカセットテープを姉(5歳年上で、就職していた)が帰省の時に持って帰ってくれました。何度も何度も繰り返し聴きました。
今でもイントロを聴くとぐっと胸が苦しくなる想いはありますが、大好きな一曲です。
谷 典子
2024/08/14
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