さんしゃあ

佐野元春さんのデビュー45周年、本当におめでとうございます!私が51歳になった今も、元春さんの音楽は私の人生に深く寄り添ってくれています。数ある名曲の中でも、特に思い出深いのが「約束の橋」です。この曲を聴くと、いつもあの頃の自分を思い出し、温かい気持ちになりますね。 この曲がリリースされた1989年、私はまだ15歳で、まさに思春期真っ只中でした。多感な時期で、将来への漠然とした不安と期待が入り混じっていたのを覚えています。ちょうどその頃、テレビドラマ「二十歳の約束」の主題歌として流れてきて、そのメロディーと歌詞に一瞬で心を奪われました。特に「今までの君は間違いじゃない」というフレーズは、当時自信が持てずにいた私の心に深く響きましたね。まるで、元春さんが直接語りかけてくれているような、そんな感覚でした。 当時は、CDではなくカセットテープに録音して、ウォークマンで何度も繰り返し聴いていました。通学中の電車の中や、自分の部屋で一人、歌詞を噛みしめながら聴いていたものです。あの頃の私は、この曲からたくさんの勇気をもらって、少しずつ前に進むことができた気がします。 大人になってからも、人生の節目節目でこの曲が私を励ましてくれました。仕事で壁にぶつかった時、人間関係で悩んだ時、ふとこの曲を聴くと、あの頃の**「間違いじゃない」**という言葉が蘇り、もう一度頑張ろうと思えるんです。私にとって「約束の橋」は、単なる名曲ではなく、人生の道標のような存在です。 来週、45周年記念の全国ツアーが始まるそうですね。ぜひ会場で、元春さんの生歌で「約束の橋」を聴きたいです。あの頃の自分を重ね合わせながら、きっとまた新たな感動が生まれることでしょう。これからも、元春さんの素晴らしい音楽が、多くの人々の心に響き続けることを願っています。

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