りぼん

ナイアガラトライアングルに元春が参加していることすら知らなかった頃の話です。 当時ラジオでよくかかっていたので、知らず知らずのうちに口ずさんでいました。 日曜日、仕事に出ている母の代わりに、居間に掃除機をかけながら機嫌良く歌っていると、父が突然こう言ったのです。 「人間はA面だけではあかんのや!表も裏もあるんやから、A面だけ見とったらあかんぞ」と。 言ってることは分かるけど、この歌はそういう意味のA面じゃないでしょ、と思いつつその場は「はいはーい」と軽く返事して会話は終わりました。 当時の私の解釈は「A面の曲が流れているたった3分間で、恋に落ちた2人のお話」というロマンティックなものでした。 この歌を聞くと素敵な恋をしたい!と思っていた10代の頃を思い出します。 でも今にして思えば、父の解釈もわかるなぁ。

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