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16年前、今の日本のような暑さと肌にまとわりつく
湿度と独特な香りのする、東南アジアの空港に降り立った43歳のしがないサラリーマン。

あぁ、、これから3年間この地でローカルのスタッフと上手くやっていけるのか?呼び寄せる妻、小学生の子供はこの地に馴染んでくれるのか?現地の日本人マネージャー、スタッフと良い関係を築けるのか、、この地で初めて目にする業務に課題は無いのか。。。もう不安の渦と、押し寄せる緊張のあまり酷い吐き気を催す中、「Hi❗️」って陽気なローカルスタッフのドライバーに明るく迎えられ迎えの車に乗り込んだ。

当時はスマホなんて無く、ハイレゾのウォークマンに繋いだヘッドフォンを外耳に差し込む。何度も何回も日本で繰り返し聴いたはずの省吾さんの楽曲なのに、この不安定なハートが揺さぶられる。

どんなに不安無く日本で生活して来たのか、、またもや感情が揺らぎ出す始末。感情がネガティブに高まる中、鼓膜を通り過ぎて行く省吾さん。

ふと我に返る「🎵今日まで何度もやっかいな事に。見舞われ来たけれど。今もこおして暮らしてる。これからも生きていけるさぁ。」「明日の朝も日はまた昇る」ヤバい、ほんとにヤバい、今までに無く突き刺さる歌詞、良い歳した大人が後部座席で涙腺崩壊。。そうだ「誰もが自分の人生と戦っている」。苦しいのは自分だけじゃないんだ!

この楽曲に3年間、何回・何百回も助けられたか数えきれない。予想通りビジネスはタフだった。。心配をよそに家族はこの地に馴染んでくれて感謝以外の言葉が見つから無い。「最後は」この地「笑って」去る事ができて良かった。

あの時、タフな日々を過ごしたハイレゾのウォークマンは、今、あの日々を癒やすようにオーディオラックでゆっくりと余生を過ごしている。

この楽曲が無かったら、3年間耐える事ができ無かったと言っても過言では無い。省吾さんのファンで本当に良かった。

Duke125 2024/08/01
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