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彼は同じ高校のいわゆる不良学生。廊下ですれ違っても目を合わせる事もなく、私とは違う種類の人間だと思っていました。そんな彼が学校を退学になって遠くに行ったと噂で聞いて、やっと学校が静かになると思っていたとき、彼から手紙が届きました。いつも私の事を見ていて、何度か声をかけようとしてたこと。親や学校に迷惑をかけていたことなど今は後悔をして、出直していること。その手紙は優しさが伝わる文章と文字でした。それから遠くに行った彼と文通が始まり、19歳で初めての夜を過ごし、21歳で別れるまでの3年間燃えるような恋をしたけど、彼は夢を追いかけて都会へ、私は親を裏切られずそのまま田舎で暮らすことを選んで、お互いに忘れたつもりでいたけれど、30数年経った時、偶然彼を見つけて声をかけて、お互い何をして過ごしてきたかを話しているうちに、まだ彼の事を好きでいる自分に気づき、若くないお互いにそんな気持ちが残っている事に驚きと恥ずかしさがこみあげてきました。この歌のように何も恐れずに触れ合う事は出来ないけど、程よい距離感で残された人生を歩んでいます。
kyo
2024/08/01
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