WAKAYAMA J

中学2年生14歳の僕は毎日ラジオでお気に入りの曲を探していた、深夜にめちゃくちゃかっこいいロックンロールが流れた、ミュージシャン名、浜田省吾 曲名 終わりなき疾走 とメモをとり、翌日に隣町のレコード屋さんに、レコードを買いに行きました、髪の長いレコード屋さんのお兄さんは「おっ、浜田省吾、終わりなき疾走か カッコいい曲にたどり着いたね、でも、終わりなき疾走はシングルレコードではなく、LPレコードにしか入っていないんだ」と言いました、僕はシングルレコードの代金しか持ってなかった、お金貯めて、買いに来ますといいました、お兄さんは「ちょうど浜田省吾さんの新しいLPレコード DOWN BY THE MAINSTREET が発売されたばかりだ」と教えてくれました、かっこいいジャケットに目が釘付けならなりました、お兄さんは 俺も浜田省吾すきなんだ、このLPは凄いよと、一曲一曲少しずつ聴かせてくれました、一曲目のMONEYのギターにカッコ良すぎると思いましたが、僕は HELLO ROCK & ROLL CITY の曲、歌詞がめちゃくちゃ気に入りました、 レコード屋さんからの帰り道、あのイントロ を頭の中で何度もリピートしながら なぜか無敵な感じになっていました、 翌日、父親にお小遣いを前借りし、DOWN BY THE MAINSTREETのLPを買いに行きました お兄さんは「来ると思ったよ」と笑顔で言いました。 僕の初めて買った浜田省吾さんのレコードの話。

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