薩摩おごじょ

僕は、彼女と小学校が同じで幼馴染です。中学校、高校では違った道を進みました。大学も違ったのですが、合同コンパがあり、そこで偶然にも彼女と再会しました。僕のこころに無意識のうちに彼女が住んでいることを感じました。僕から付き合って下さいと告白しました。彼女は家が厳しいので男の人と付き合うことはできないと僕の告白にNOを言い続けました。今の時代に照らし合わせてみると、待ち伏せなどの少々ストーカー的なことを行い、彼女のこころを僕のところに引き寄せました。しかし、僕と彼女の楽しい学生生活は有限です。僕は関東に、彼女は地元に就職し、遠距離恋愛がスタートしました。今と違って電話代が高くなるため、近況報告は手紙でした。僕が彼女に送った手紙の最後には必ず「いつか、いつか、もうすぐ」の文字を添えておきました。 浜田さんの楽曲の、いつかもうすぐの歌詞の続編があれば、僕の今と同じになっていて欲しいです。 遠距離恋愛開始2年目で、彼女は僕の妻になり、二人の娘に恵まれ、決して裕福ではないですが、家族みんな幸せに暮していると。

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