ペンとパン

 文学少年で、本を読む事・文章を書くことが好きで、文章は、それまでノートに雑文を書き連ねたり・ペンフレンドへの手紙などでいつも文書を書いていました。 Baseball kid's Rockを初めて聞いた時 「子供の頃親父と遊んだキャッチボール」この歌詞がトリガーになって、色々な思い思い出が一つの短編小説となって天から落ちて来ました。小説を書こうとも書きたいとも思ったことなかったです、あの時は、本当にこの歌詞が本人の意思とは違うところで勝手に小説を書かせてくれました。小説が降って来た。何も考えなくても、ペンが勝手に物語を書かせてくれたという表現が正しいです。 その後、それを編集した物を、あるきっかけで会社の社内報で3回に分けて掲載されたこと 思い出です。 ただ、一度書き上げたものの、拙い表現・ストーリ展開で満足いかない部分などあり、長年書き直ししたいと思っていました。昨年、とある文学賞への投稿をきっけに、34年ぶりに追加書き直しして 原稿用紙55枚の短編小説を完成させました。応募した文学賞は落選しましたが、長年かかって、やっと本当に完成できたと満足しています。誰もが、人生に一つだけの小説を書くことが出来ると昔聞いたことありますが、その小説、自分の宝物を書かせてくれたのがこの曲です。感謝。

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