ペンとパン

J.BOYが発売された20代前半 悶々とした日々を過ごしていた。自分としている仕事と希望した仕事の乖離に。同期入社が笑いながら自分を追い越してゆく。差は開くばかり。そして好きになった女性には振られ、振り向いてもらえず。何もかも上手くいかなかった。  そんな時出会ったのが「思い出のファイヤー・ストーム」の「答えなどないのさ 悲しむことはない すべては移ろい消えてゆく」 こんな考え方もあるんだな。いつも正面突破で問題解決をしようとしていた自分にとっては、少し物足りなく、しかしながら新鮮な視点だった。 その後、考え抜いても答えが出ないような時は「答えなどないのさ悲しむことはない すべては移ろい消えてゆく」この言葉を思い出し、つぶやいた。少し心が軽くなったような気がした。後でこのこの言葉が仏教の教え言葉だとしった。  この言葉が劇的に自分を救ってくれたわけでないが、果てしなく落ち込みそうな時、心を軽くしてくれた。 今もマイナスな事があると、この詩を思い出す。 J.BOYのアルバムの中で 少し隠れた立ち位置の曲だけで 自分いとっては、J.BOY・八月の歌など同じくらい影響を受けた大事な曲です。

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