塚田貴文

少年の心を聴くと、30年くらい昔の事を思います。工場で3交代勤務をしていて、深夜0時に仕事を終えると、仕事仲間(先輩)達と海まで車を飛ばして途中の自販機で、うどんを買い皆で食べていました。 そして、夜の海水浴場に着くと、波の音を聞きながら話をしていました。仕事の話、女の話、車の話、その頃は、彼女もなく、あてどもなく、男友達とワイワイと走っていました。あの頃は、いつか誰かに出会えると思ってましたが、今も何も変らない。誰がために鐘は鳴るのアルバムを聴くと20代の頃のことを鮮やかに思い出すんですよね。

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