ゆき

今でも聴くと口ずさみながら涙が流れる曲。 初めて聴いた時から、ひとり生きてく、という歌詞がココロのどこかにずっと残り、MVを見て更に忘れられない曲になった。 何故そこまでの感情を持ったのか、その時は分からなかった。 この曲が好きなのか、聴きたくないのか、、、 ただ、浜田省吾の曲の話をする時、気になる曲と言ってはいけない、、言えない自分がいた。 夫が逝って10年が過ぎた。 我が身の事となる予感があったのかどうか分からないが、曲の事を口に出すのが、どこか怖い気持ちがあったのは確かだ。  子どもたちは皆巣立ち、今年、彼と一緒に過ごした家から引越した。暮らす環境が変わり、彼がそこに居る感覚は無くなったが、自分に残された時間を精一杯生きていこうと思う。

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