みく

今から40数年前の高校生の私にはひとつ上の大好きな先輩がいました。気持ちは伝えていましたがずっと片思いでした。その先輩の卒業式の間ずっと涙がとまりませんでした。ここまで好きだったのかと自分で自分に驚いた記憶があります。卒業して東京の専門学校に行ってしまい挨拶すらできなくなって辛い日々でした。その後暫くして突然その先輩からの電話。「ひさしぶり。今帰ってきているんだけどよかったら会わない?」次の日初めて外で待ち合わせをしました。何時間かいっしょに過ごした後先輩が 「浜田省吾って知ってる?俺好きな曲があって、丘の上の愛って曲なんだけど…」と言って歌ってくれました。そしてそのあと「俺ずっと東京でこっちには帰ってこないから、待ってなんかいるなよね。」と言われました。その後会うことはありませんでしたが今ではものすごく良い思い出です。

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