ゆろーる

1989年夏から1991年秋までの単身でのイギリス駐在中に、アルバム "誰がために鐘は鳴る" がリリースされました。日本に残してきた彼女(今は最愛の妻)にCDを送ってもらい、ロンドンの街中でいつも聴いてました。90年の夏に仕事を辞めた彼女がロンドンに来てくれ、3ヶ月ほど一緒に暮らしました。インターネットなどない時代、週に一度の国際電話と手紙だけが彼女との繋がりだった僕にとって、その人がいつもそばにいてくれたあの夏は、本当に幸せで輝かしい日々でした。 そんな夏に休みをとって、オンボロ車で一週間かけて二人でスコットランドを旅した間、繰り返し聴いた "夏の終わり" はあの地の空気の匂いや光の色を、そして二人の若さを、あれから30年以上がたった今でも明瞭に思い出させてくれます。 さて、浜田さんの曲はイギリスの雰囲気に合うのか?心配不要です。浜田さんの曲はどこにいてもちゃんと沁みます。 しかし、"夏の終わり" の歌詞を聴いて、浜田さん歌うの止めちゃうの?、と心配になったなぁー。

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