サトちゃんと

4人姉妹の10人家族。 幼い時から実家を継ぐのは私だと言われ続け何も言えない自分が嫌になり15歳で寮のある企業に就職。 右も左も分からず一歩踏出したあの頃。 同世代の子が楽しそうにはしゃいでるのを横目で見ながら行き場の無い気持ちをつのらせていた。 早朝、仕事に出掛け定時制に通い寮に帰る毎日。 親がこいしくて毎日が苦しくて辛い仕事で泣いたあの時、投げ出したい気持ちを抑え「もう少し…もう少し…」と頑張ったあの頃。 狭い寮の部屋で一人ラジカセ抱え泣きながら浜田省吾んの歌を聴いてました。 時間を掛け戻れるなら、あの曲にのせて「頑張ったね」と自分を褒めてあげたいです。

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