HIKO

出会って30年、駆け落ちして26年。 ーこんな気持ちのままーを結婚式の入場曲に!と 夢見ていたあの頃。 台風の影響で大雨の乗り換えの岡山駅 知らない土地て一夜を過ごすために 泊まれるホテルを探しながら 焦る気持ちと不安とで足早に歩いてしまう。 振り返って、お腹が大きくなってる彼女をみる こんな気持ちのままを流したいと 言ってくれた彼女にウェディングドレスを 着せてあげることも出来ず 雨の中、歩かせてしまってる自分に とてつもない不安と そして、僕が守られなければと誓いながら 手を引いた 僕の故郷に連れて帰る夜 あの時、お腹の中にいた息子は 音楽の裏方の道へ進んでる コロナ下で大変だったけれど 乗りこえつつ、頑張っている 離れて生まれた娘も 息子と同じ道を選んだ 僕は、僕の人生は浜田省吾の音楽とともに これからも続いていく 今はウエディングドレスより、 旅行に行きたいという妻と何処へ行こう 

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