八百鼡

アルバムの1曲目に流れてきた時、思わず涙が溢れてきました。 この曲は、まだ私が赤ちゃんの頃に父親が子守唄代わりに流していた曲だったんです。 父親は、とにかく洋楽大好き人間で沢山のレコードを持っていました。 その中で、この曲を選んで私に聴かせていたようです。 私が初めて発した言葉は「パパ」でもなく「ママ」でもなく「ビーマー」だったそうです(笑)。 そんな父親の血を受け継いで私も洋楽大好き人間となりました。 悲しい事に私が小学生の時に両親は離婚してしまい私は母親に引き取られました。 ガチのパパッ子だったので散々「パパの方に行く」と泣いたそうですが、それは叶えられず…大人の事情だったのでしょう。 父親が持っていたレコードは全て私が引き継ぎました。 今でも、たまに出してきては古いR&BやCountryなんかを聴いています。 まさか自分の子守唄を浜田さんが歌ってくれるなんて…感動しかありませんでした。 できれば父親と聴きたかった…。 この曲は楽しい思い出と共に父親と引き裂かれた悲しい思い出でもあります。 Ronettesのレコードを久々に引っ張り出してきて聴いてます。

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