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赤ちゃんが大好きで、助産師になった私。 結婚後すぐに待望の妊娠が判明。 「やったー!」って喜んだのもつかの間…稽留流産でした。 その後間もなくして2回目の妊娠が判明。 でもまたもや同じ結果(稽留流産)に…。 1回ならまだしも2回も続くとは。 そんな私は、単純に結果だけを求め不妊治療を始めました。 なんで?私が?流産?2回も?なんで!? いつもそんな感情が私の心を支配し、気持ちの焦りとストレスから、夫とはささいなことで喧嘩が絶えなくなり、悶々とすさんだ日々を送っていました。 完全に私が悪いのに、夫には素直になれなくて気持ちを伝えられず…。 でも心の中では、良心の呵責に苛まれ、こんなことでいいの?私は何のためにこの人と結婚したの?こどもを生むためだけじゃないよね?こどもがいない人生でもいいじゃん… そんな気持ちになってきていました。 ちょうどその頃、この「日はまた昇る」という曲がリリースされました。 初めて聞いた時はあまりにも自分の思いとリンクしすぎていて、号泣したことを今でもはっきり覚えています。 「どういう道を歩いていったとしても、私は私の人生を楽しむしかない。最後にちゃんと笑えるように」 夫と笑って過ごしていこう。完全に吹っ切れました。 私の人生において、いつも浜田さんがこんな風に並走して励ましてくれました。これまでも、きっとこれからも。 私にとっては奇跡以外の何物でもないのですが、この曲がリリースされて1週間後、3回目の妊娠が判明…。 そして先日娘は25歳になりました。 今では一緒に浜田さんのライブに参加しています。 ライブでこの曲を聞くと、26年前のあの時の感情が思い出されます。 夫と娘とともに人生を楽しんでいます。

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