むぎの父

私は、反抗期真っ只中の15の時に、友達のお兄ちゃんから借りた色褪せたカセットテープの中のこの曲を聴いて稲妻が走りました。 そこからは、この曲だけのカセットテープを作り、何度も何度も聴いてギターを始めました。 最初は勿論、姉のバドミントンのラケットでエアギターからはじめました。 高校受験の後、楽器屋のショーウィンドウに飾ってあったギターを見てから帰りました。 やがて高校に入学し、アルバイトをしてから白のエレキギターを買いました。楽譜も買いました。 部活も勉強も恋愛も中途半端だった私に彩りを与えてくれた曲です。 どれも上手くいかなかった青春時代、挫けそうになった時に支えてくれた曲です。なぜ、あの頃あんなに社会や親にイライラしていたのか、今でも分からないですけどね…

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