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悲しみは雪のように

浜田省吾 / 1992年

初めて行ったコンサートが浜省の渚園のコンサート。一つ上の先輩が浜省のファンクラブの会員で、チケットが2枚余っているからと譲ってくれた。
当時22才の私は、男性とお付き合いしたことがなく、勿論デートにも誘ったこともなかった。
高校の同級生に誘われ、彼女の会社のサークルで、本栖湖に遊びに行った時、Nさんに会った。とても知的で、落ち着いた雰囲気のある方で、好感を持った。Kも私がNさんに好意を持っていることはお見通しで、連絡先を教えてくれた。Nさんは会社の寮に入っていて、当時はスマホはなく、寮に電話をかけて、Nさんを呼び出してもらうので、とても勇気が必要だった。
私の同期が、「勇気を出してアタック」と応援してくれた。そんな時、先輩から浜省のチケットを手に入れた。手に入れた2枚のチケット、人生一大決心でNさんをコンサートに誘った。やはりNさんは、素敵な人だった。行き帰りの大渋滞、混雑した電車でもエスコートしてくれた。
その後、2回目の一大決心で告白したが、あえなく撃沈。彼は、デートに誘うような女の子は好みではなかった。私の一大決心はなんだったのだろうと思いながら、涙をのんだ。
あれから36年。ふと、Nさんの夢を見た。しかもNさんから告白される夢。私の願望だったが。

浜省の「悲しみは雪のように」を耳にすると、あの頃を思い出す。

きみこ 2024/09/03
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