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佐野元春の「DOWN TOWN BOY」を初めて聴いた時に、これは僕だ、とすぐ思った。ここで歌われている少年はまさに自分のことだと。

オールナイトムービー入口の前では
くわえ煙草のブルーボーイ
たったひとつだけ残された
最後のチャンスに賭けている

この部分をレコードと一緒に歌う時、もしくはライブで歌う時に沸き起こる既視感。僕は煙草を吸わないし、深夜映画にも出かけたことがないけれど、心でいつだって呟くのです。そうなんだよ元春、僕もブルーボーイだったんだよ、って。

僕にとって「DOWN TOWN BOY」は、若い頃に頼りなく強がって心細かった自分に、一瞬で引き戻されるタイムマシンで、音楽を聴きながら本当に落涙してしまう数少ない一曲です。

さすがにくり返し聴いてきたおかげで、今では聴いて泣くこともないけど、ライブで歌ってくれた日にはダメです。ボーイフレンド、ガールフレンド、大切なマイフレンド辺りからダーダー泣いてます。

マシス 2025/04/22
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