Mikus

或る意味芸能の仕事をしている。 エンターテイメント(表舞台)と技術(裏方)の表裏一体を協力を得ながらひとりで。 そろそろ表舞台から身を引く時かなと思いつつ、寂しくなかなか思い切れなかった。 2024年のとある秋の日、高く澄み切った青空の下、物思いに耽りながら佐野さんのアルバムを延々と聴いていた。永遠かと思われるほど長い時間。 その時、この「グッドバイからはじめよう」が曲がれた。何度も何度も聴いてきた曲である。 この日この時、とても心の琴線に触れた。 「終わりははじまり♪」 この佐野さんの曲は、「表舞台から引くことが哀しいことではない。舞台裏でもたくさんの仕事もあるし、新たな出会いもあると、そっと肩をおしてくれた。 表舞台の最後の日、涙はこぼれなかった。笑顔で締めくくれたこの日、ずっとこの曲が心の中でながれていた。 終わりは始まり。 今は自分の学んできたこと経験してきたことを教えている。 今までの経験を生かした新しい一歩を踏み出したばかり。 佐野さんの曲はいつも人生の支え。 佐野さんはいつも聴いている者の心の支えである。 こんな自分のなんでもないエピソードだけれど、佐野さんの心の支えの小さいけれど一個になれたらな。

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