ゆきねこ

結局『NEW AGE』@代々木公園で声をかけてきたギョーカイ人M氏のポケットマネーでバンドオリジナルの4曲が即REC決定。録音&MIXで二日間使ったのは当時(2000年夏頃)四谷にあった老舗ライブハウスがヤってたレコーディングスタジオ 作業めっちゃ楽しかった! ベーシック録りでVoブース内の私が何度でも本気で歌うから?!ライブハウスPAでもお世話になってる今回Rec&MixエンジニアのAさんが「がんばりすぎないでね、声をだいじにね」と教えなだめてくださったり。急遽加入した新ギタリストも奮闘してなんとか時間枠内で録り切って二日目のMIX作業に突入! 広大なゲレンデみたいなコンソール前に全員集合してMIX作業が進んでヴォーカルの番になって M氏「なんか欲しいエフェクト案ある?」 私「できれば、コレの1曲めみたいにしてください!」 差し出したのは私が敬愛するアーティスト佐野元春の4thアルバム『VISITORS』 1曲めはエビバデご存知『COMPLICATION SHAKEDOWN』 CDを受け取ってくれたエンジニアAさんがヘッドホンでワンフレーズほど聞いたかどうか?のタイミングで ポンとエフェクトスイッチON!すると両脇のデカいモニタースピーカーから ドラマー「わー!小さいゆきさんがいっぱい歌ってるみたい!おもしれー!」 私「(カラオケDAMのハモルン機能みたいやナ)バッチリですコレでお願いします」 言ったそばから (でもホンマは佐野さんはスイッチポンでなくて一人で何べんも歌うてオーバーダビングしたんちゃうかナ) とチョイ後ろめたい気分になったのが昨日のことのようです。 後の2014年VISITORS DX版リリース時のインタビューだったかな? 当時の佐野さんオーバーダビング作業をみたニューヨークの人に「ラップを重ねて録るなんて世界初じゃね?」みたいに言われたと仰ってましたネ!ですよネ! って時代の最先端を走るアーティスト佐野元春の背中を遥か遠くに見据えて追っかけてた 身の程知らず若気の至り炸裂なバンド活動時代の思い出の一コマでした。

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