凱旋門

浜田省吾

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いんげんまめ

私の高校時代は暗かった。 中学のときの友だちは、皆、進学校へ行き、自分も行けないわけではなかったが、家の近所の新設のいわば3番手の学校を選んだ。滑り止めの私立の方がドキドキしたくらいの受験だった。 あー幼稚な同級生ばかり。殻にこもった高一時代。 そんなとき浜田省吾の音楽に出逢い、雑誌に掲載されれば本屋へ走り、昼休みは観てきたLiveの真似をテニスラケットをギターにみたて、歌う。ちょい勉強が出来る友だちと仲良くなれ、カセットテープを皆に配る。浜田省吾の好きな歌が入ったオリジナルテープだ。 女子校でもないのに、男子とはほとんど話さなかった。 皆で、愛しい人へ、の歌詞について議論となった。 君は僕だけのもの、僕は君だけのもの、どっちが言われたいか。 友だち3人は、君は僕だけのもの、って。 私だけ、僕は君だけのもの。 テニス部の友だちには、絶対恋愛せえへんのとちゃう? と言われてたくらい男嫌いに見えたよう。 心の中では、いいなぁと思っている人は常にいたのですが、 だからどうすんの?くらいの今思うと、輝く青春時代を あーあて。でも、交際を申し込まれたことはありましたが、その人がどうというよりも?恋に憧れて? 失敗したという? 浜田省吾の歌にはなかなか近付けないものですね。