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佐野元春
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クエスチョンズ
収録されている「Time Out!」は、佐野元春の90年11月に発売された7枚目となるアルバム。「ぼくは大人になった」、「クエスチョンズ」、「君を待っている」他、全11曲収録。
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収録されている「Time Out!」は、佐野元春の90年11月に発売された7枚目となるアルバム。「ぼくは大人になった」、「クエスチョンズ」、「君を待っている」他、全11曲収録。
好きなアルバム、好きな曲は沢山あるし、ベストアルバムもベストソングもその時々の気分で変わるけれど、一番思い入れの強いアルバムは『Time Out!』で、曲は「クエスチョンズ」。 ミュージシャンになりたいと思いながら、子供の頃から洋楽しか聴いてこなかったので、いざ日本語で歌詞を書こうと思っても何をどう書けばいいか、誰を参考にすればいいかさっぱりわからなかった。音楽好きで尚且つ趣味嗜好の合う友人にその悩みを打ち明けた時に、「だったらこれを聴いてみるといいよ」と貸してもらったのが『Time Out!』だった。中でも「クエスチョンズ」がオススメだ、と。佐野元春というミュージシャンの存在は知っていたけれど、曲は聴いたことがなかった。シティ・ポップとかAORの人だと思い込んでいたので半信半疑なままプレーヤーにCDをセットして、2曲目の「クエスチョンズ」を聴いてみた。 「僕はとても小さい/けれど革命する/哲学する/学習する」 洋楽キッズだった僕が日本語の歌詞に、日本語のロックンロールに初めて心を撃ち抜かれた瞬間だった。1曲目に戻り、ラストソング「空よりも高く」を聴き終えた頃には完全にノックアウトされていた。日本にこんな歌を歌う人がいたのか・・・という衝撃。と同時に、日本のロック、ポップミュージックを小馬鹿にしていた自分を恥じた。 友人にそれを伝えると、ニヤリと笑って今度は『The Circle』、『Sweet 16』、『ナポレオン・フィッシュと泳ぐ日』を貸してくれた。勿論全て最高だった。この人の動向を追いかけなければ!と思い、ファンクラブに入会した。『Fruits』がリリースされる少し前の頃のこと。後に佐野さんと共演させてもらうことになるなんて(in the City 2003『SSW-僕は歌を書いた』)想像すらしていなかった。 作詞作曲に煮詰まった時、何をやっても上手くいかないような気がしてしまう時、自分を見失いそうな時、丁度今みたいに世の中の雰囲気がきな臭い時、基本に立ち返るように僕は佐野元春さんの音楽を聴く。今までも、そしてこれからも。
クエスチョンズ
佐野元春