この曲に寄せられたエピソード
(27件)-
始めて省吾さんを聴いたのは
当日高校生だった姉や兄が毎日聴いていた
小学校4年生くらいだっただろうか。
テレビで聴く歌謡曲とは何か違う…
歌を聴くと、その歌の
ドラマや映画を見ているかのような
映像が頭の中で再生されていく。歌を聴いてこんな感情になるのは初めてだった。
そこから省吾さんのファンになるのであるが
省吾さんの楽曲の楽しみ方は
あれから40年近く経った今も変わらない。あの時に君に会うまではを聴いて思い浮かぶ映像は夜の街をドキドキしながら歩く男女の姿なのだが
少しませた子どもだった私は、いつかこんな風に
できたらいいな…と、そんな世界に憧れていた。そんな少女も大人になり、好きな人もでき
ドキドキするデートも経験した。
好きな人がいつしか夫となり家族となり
ドキドキすることはなくなってしまったが
それでも『君に会うまでは』の世界観は
今も、あの頃見た自分の中の映像と
何ひとつ変わることのない
とても素敵な『物語』なのである。
らんちゃん
2024/08/01
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今の主人は会社の2つ上の先輩。何となく仲良くなって付き合うようになって、お互い浜田省吾さんのファンだと知って驚きました。
主人は会社の僚住まい。20分くらい歩いたところが私の住む実家でした。女人禁制の僚でしたがいつもこっそり遊びに行き、帰りは歩いて送ってくれていました。手を繋いで浜田さんの歌をお互いが知ってる限り、本当に沢山の歌を歌いながら帰りました。特に毎回歌っていたのがこの《君に会うまでは》でした。
当時私は19歳。主人と結婚して今年で30年になります。当時若かったふたりにはお金もなかったのでライブに行ったことがなかったのですが、子供も手が離れ主人の為に先日横浜のライブに初めておじゃますることが出来ました。コロナで声だしは出来なかったのですが、曲が始まると終始ピョンピョン跳ねている彼を観て申し込んで良かったと思いました。メイドの土産になったよと笑
まだ早いよ、あなた。今度のライブは近所のお友だち夫婦も浜田さんのファンだと判明したので4人でうかがおうと思っています。
釘貫 優子
2024/08/01
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当時付き合っていた彼…彼と付き合う前に自宅に遊びに行った時にDDが並べられた棚を見ていたらまさかの浜田省吾のCDがあった!私も大好きで気を統合!
彼の自宅に行ってまもなく付き合うことになりました!
その時に私の中でいつも頭の中で流れていたのは浜田省吾の君に会うまでは…「今夜はそっと時計を君はバックにしまい…」が流れていて帰らなくてはいけない彼と離れたくないという気持ちでいっぱいでした!その彼とは今旦那様となり出会って今年で28年!
今でも君に会うまではを聴くと同時のことを思い出します。私にとって大切な曲です。
みっちゃん
2024/08/01
「誕生日に好きな人と一緒に過ごすって いいよぉ~。何か理由をつけて会って来なよ」
私には思いもよらない そんな素敵な事を いとも簡単に発案してくる友達に背中を押されて 私にとってはかなり勇気のいる事ではあったが ゆっくり電話のダイヤルを回してみた。
「もしもし・・・」
受話器越しに 彼の声が 何とも言えない心地よさで私に届いた。
「あの…
作ってもらった曲のことで ちょっと相談に乗ってもらいたくて…
今日 時間 空いてますか?」
「音域に無理があった?
いいよ。でも何か楽器があったほうがいいから 僕の家でよかったら
今から出て来る?」
彼と個人的に会うのは これが2度目だった。
ガチガチの緊張の中 曲を書いてもらった時と そして この日。
一人で男の人と会うという事も ましてや部屋へ行くという事も 誕生日に好きな人と過ごすという事も その事のみに限定された その時だけの出来事であって そこから何かがどこかへ繋がっていくという事さえ予想できない程の未熟さで 彼の家を目指した。
そのバスの窓から見える5月の夕日は 付近の空と山を微妙な色に染め替え 刻一刻と
様相を変えながら 私の心の中に やわらかく ゆっくりと 入り込んできた。
バス停で待つ 彼の横顔が その淡いオレンジに染まっていた。
「実は 私 今日 誕生日なんです」
彼の部屋にはSilverというバンドの“Musician”が流れていた。
「そうなんだ おめでとう 二十歳? 記念の日だね」
自分の心に気づかず過ごした1年。
その遠い存在だった彼と 今 こうして誕生日を過ごしている。
お祝いだからと 外でゆっくり食事をした後 駅までの川のほとりを二人黙って歩いた。
すぐそばを4車線の道路が走っているにもかかわらず
行き交う車の音も 街のざわめきも聞こえない。
川面に落ちて揺らめく街頭や高層マンションの明かり 連なって流れる車のライトが 空の藍色に溶け込んでいた。
市街から少し離れた小さなその駅は 人影もまばらで 改札口では 駅員が手持無沙汰な様子で ハサミを時折 くるんと回した。
静まり返ったその空間では 券売機も気を遣っているように思えた。
ライトだけが 白すぎる程の明るさで 煌々と駅舎を照らしていた。
私は切符を手に 今夜のお礼を言おうとした。
その時 壁に貼られた時刻表の前で 彼は最終電車の時刻を黙って指さした。
その事が何を意味しているのか 少し気にはなったが 私は 一呼吸おいて
“今夜はありがとう” そう言って 改札をくぐった。
提案はしたものの 心配になった友達が 翌日 電話をかけてきた。
彼女に言わせると どうも危なっかしくて見ていられないらしい。
午後から 彼女の家でコーヒーを飲みながら 夕べの駅での事を話すと 答えの代わりに “浜田省吾の歌に こんな曲があるのよ”と言って カセットテープをかけてくれた。
🎵 腕組歩くよ 夜の街 二人
彼が黙って示した指は
- 1本 電車を遅らせないか –
- もう少し 一緒に居ないか –
そういう意味だったんだと 初めて気づいた。
と同時に 時計をそっとバッグにしまい また それに気づかないふりで歩く そんな二人に そして 言葉で引き止めなかった彼の指に たまらない切なさと魅力を感じた。
昨日までの私より 少し大人になれた気がした。