花火

浜田省吾

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足立区育ち

暑い夏がやってきた。この季節。 この地に家を買い、毎年の様に娘の手を引き、見上げた娘ももう23歳。 今年も一緒に行ってくれた。ありがとう。 でも少し複雑な気持ち。来年は一緒に来れるかな。 周りには同じ年頃のカップルがいて、浴衣姿がキラキラに映(み)えた。 自分もあの頃に戻りたい、娘にもこんな素敵な彼氏ができたら。また、複雑な気持ちがよぎった。 妻と別れてもう10度目の夏。 この時期、この曲を聴くとあの時を思い出す。 元気にしているかな。恵子。

こじまゆ

来年もまた一緒にみようね。絶対ね。 入院していた病院で、父と私の娘3人で見た花火は22年たった今でもはっきりと覚えています。 私が子供の頃、父母姉私の4人で土手に座りお弁当を食べながら見ていたとても楽しかった花火大会が、残り少ない病気の父と見る花火は、花火よりも花火を眺めている父の姿を私はやきつけていました。 今でもあの姿を思いだすと涙が溢れ、切なくなるけど、がんばれよ。負けるなよ。と、大輪の花火が元気だった頃の力強い父の姿のように思え、時が経ちようやく、顔をあげて花火を見ることができるようになりました。 省吾さんのチケットを取るために、父はいつもつながりやすいから。と、公衆電話からかけてくれ、まゆみ、チケットとれたよ。と、笑ってた顔を思い出します。省吾さんの花火を聴くたびにあの夏の忘れられない特別な夜を思いだし、お父さん、がんばるよ。と思えます。

sho

ある日、私がキッチンで料理中、主人は換気扇の下でいつもの様にタバコを吸う何気ないひととき。省吾さんの曲を知らない夫に、花火の中の主人公の男性に理解出来ない私は、「ねぇ?男のひとってさ、今の状況投げ出して何処かに行きたくなる時ってある?」ってたずねた。 私は、絶対に主人が嫁さんと子供が居て自分達で建てた家。幸せいっぱいでそんな事したくなるわけ無いだろう!って絶対言うと思ってた。しかし、主人の言葉は真逆でタバコをふかしながら「あるよ」と言った。膝から崩れ落ちそうになったのを覚えている。続けて主人は「でもね、男はそれをしちゃダメなんだよ。嫁さんと子供達を路頭に迷わす様な事はしてはいけないんだよ。」と言った。私は、この時に初めてこの花火の主人公の男性が優しくて子供思いなんだと理解できた。稼ぎを全て送り、家族に不自由無く生活出来る状況を作っている。ただ心の影の部分がフッと表に出ただけの人なんだと。 男性はそんな気持ちが奥底にあり、表に出さないだけなんだと…。せつないね。

沼津erなり!

今年の夏から静岡に引越しして 初めて沼津の狩野川花火大会を見ることが出来ました。 川沿いを歩きながら花火を夫婦2人で見てた時、 浜省の花火という曲に出て来るシーンと 『いつかこの曲に出てくる2人のように きれいな花火を一緒に見られる最高な時間を 自分も過ごしたいなぁ。』って思っていた若い頃を思い出しました。 『辛い事もあるかもしれないけど良い事もきっと訪れるよ!』 って あの頃の自分に教えてあげたいです。 また来年も一緒に花火観に行きたいね。

きーこ

子供たちが、まだ小学生だったころ、主人が他の女性と付き合っていることが分かり、その女性のもとに出て行きました。死にたいと思い、毎晩子供たちが寝たあと、浜省の曲を聴き、泣きながら車を走らせていた20年前。死ななかったのは、浜省の曲に救われた自分がいたから。子供達は、成長し、私の人生は、浜省の歌とともにあったなぁと、年をとるに連れてそう思う。