昨年、長い闘病の末に亡くなった母。生前は好きだったこの曲を夕食を作りながら鼻歌でよく歌ってたので自分も自然と覚えました。今でもつくはずもない台所の灯りがついてる事を期待してしまいますがこれからは自分で灯りをつけてこの歌を口ずさみながら夕食を作りってます。まだまだ下手ですが（笑）

子どもを失って10年目 BSで省吾さんのライブ映像 若い頃はよく聴いていたけど 子育てで忘れてた 録画して観てたら 震災の映像とPAIN 二度と立てぬ　痛手さえも 受け入れてく　不思議だ人は 追いつけない　この悲しみ　後に残して このフレーズで衝撃が走り感情崩壊 号泣しながら観てました 今も涙しながら書いてます😢

2011年4月25日　神戸ワールド記念ホール　東日本大震災チャリテｲーコンサートで、皆で黙祷した後に浜田省吾さんが唄ったPAINに涙しました。　阪神淡路大震災を経験した私達には「二度と立てぬ　痛手さえも　受け入れてく　不思議だ人は　追いつけない　この悲しみ　後に残して」の歌詞が、心に残りました。　このコンサートの後で夫婦でファンクラブに入会しました。

私が35年前、当時16歳。 私の51年の生涯の中で一番好きだった女性から、別れの言葉を聞いたときに まさにこの歌の歌詞のごとく何も感じられない、何も聞こえない、何も見えない。 でした。 世界は自分から分離し、時間は別れの言葉を聞いた時の時間で停止しました。 本当にこの歌の歌詞が一番当てはまり、それから3年失意のどん底を味わいました。 51歳の今では、浜田省吾好きの彼女と近所の場末のスナックで出会い、今回も浜田さんのファンクラブ限定のホールコンサートにも当選し浜田さんとまた時と空間を共にでかることを楽しみにさています。

私はおじいちゃんっ子だったので、高校3年生のときにおじいちゃんが亡くなってしまい悲しさと寂しさ、後悔から立ち直れなかった。 辛くてどうしようもないとき、助けを求めたくて省吾さんのアルバムを聞いていると、いつもとは違う形でPAINが胸に引っかかって、そして何度も泣いたり黙ったりと繰り返し聞いていくうちに、いつの間にか苦しみが和らいでいました。この切ない曲が例えようのない私の気持ちを代弁、表現してくれたようでした。