COMPLICATION SHAKEDOWN

佐野元春

収録されている「VISITORS」は、佐野元春の84年5月に発売された4枚目となるアルバム。「COMPLICATION SHAKEDOWN」、「TONIGHT」、「WILD ON THE STREET」他、全8曲収録。

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ばーすでい

この曲のPVは本当に凝っていて、ドラマ仕立ての様でもあり、佐野さんがダンスをしていたり、とにかく当時何度も見返しました。特に佐野さんと女性とのシーンは見たいような見たくないような、複雑な心境でした。

Masako

ニューヨークから帰国、発表されたVisitorsは、最初びっくりしましたね。 でも、1週間もしないうちに、身体になじみ、 私の中ではノーダメージまでの元春ともつながりました。 今でこそラップ調の音楽は、普及し日本でも普通になったけど、はっきり言ってだれもMOTOを超えてはいない、と思うのは、ファンのひいき目? それはともかく、うちの20代のニューエイジたちは、何も驚くことなく幼少期からVisitorsの音を楽しんでました。ラップ調が当たり前にここにある時代に彼らは生まれたから。 ある日のこと、仕事から帰宅すると、 子供達との連絡用に使っていたホワイトボードにこんなことが書いてあった。 "I will walking on this complication shake down." まだLINEもスマホも普及していない、というかまだ2009年、彼らは小学生。 この"伝言"は、小学校3年生にして、 日本語と英語で押韻されていることに気付いた(後に彼に語学を学ぶことになる)次男によるものだった。母は、取り止めもない状況を歩くよりもなるべく平坦な道を歩きたいのだけどなと思えども、MOTOの音楽をここまで生活に共に取り込んでいる子供達が誇らしく思えました。

ゆきねこ

結局『NEW AGE』@代々木公園で声をかけてきたギョーカイ人M氏のポケットマネーでバンドオリジナルの4曲が即REC決定。録音&MIXで二日間使ったのは当時(2000年夏頃)四谷にあった老舗ライブハウスがヤってたレコーディングスタジオ 作業めっちゃ楽しかった! ベーシック録りでVoブース内の私が何度でも本気で歌うから?!ライブハウスPAでもお世話になってる今回Rec&MixエンジニアのAさんが「がんばりすぎないでね、声をだいじにね」と教えなだめてくださったり。急遽加入した新ギタリストも奮闘してなんとか時間枠内で録り切って二日目のMIX作業に突入! 広大なゲレンデみたいなコンソール前に全員集合してMIX作業が進んでヴォーカルの番になって M氏「なんか欲しいエフェクト案ある?」 私「できれば、コレの1曲めみたいにしてください!」 差し出したのは私が敬愛するアーティスト佐野元春の4thアルバム『VISITORS』 1曲めはエビバデご存知『COMPLICATION SHAKEDOWN』 CDを受け取ってくれたエンジニアAさんがヘッドホンでワンフレーズほど聞いたかどうか?のタイミングで ポンとエフェクトスイッチON!すると両脇のデカいモニタースピーカーから ドラマー「わー!小さいゆきさんがいっぱい歌ってるみたい!おもしれー!」 私「(カラオケDAMのハモルン機能みたいやナ)バッチリですコレでお願いします」 言ったそばから (でもホンマは佐野さんはスイッチポンでなくて一人で何べんも歌うてオーバーダビングしたんちゃうかナ) とチョイ後ろめたい気分になったのが昨日のことのようです。 後の2014年VISITORS DX版リリース時のインタビューだったかな? 当時の佐野さんオーバーダビング作業をみたニューヨークの人に「ラップを重ねて録るなんて世界初じゃね?」みたいに言われたと仰ってましたネ!ですよネ! って時代の最先端を走るアーティスト佐野元春の背中を遥か遠くに見据えて追っかけてた 身の程知らず若気の至り炸裂なバンド活動時代の思い出の一コマでした。

yuitokoto

現在46歳。 9歳の時にこの曲を初めて聴いてリリックに鳥肌がたったのを憶えている。 いま聴いてもその時の感覚は変わらない。

富岡蒼介

1995年、大学入学の春。まだ友達もおらず、その日は誰とも話さぬまま講義を受け、昼休みに校内のベンチに座っていたときに突然、「佐野元春の『サムデイ』を聞かなければならない」と啓示が降りてきました。 その足で、駅前にあった小さなレコードショップでベスト盤の『Moto Singles』を購入。お目当ての「サムデイ」を聞きつついい曲だなと浸っていると、まったく聞きなれない尖ったサウンドが。 なんだこれ?と体を起こして歌詞カードを読み耽ったのが「コンプリケーション・シェイクダウン」でした。 1曲目「アンジェリーナ」から「ガラスのジェネレーション」「ダウンタウンボーイ」などの、憂いを帯びながらもポップな楽曲から一転、クールでスタイリッシュなビートを強調したこの曲に出会って以降、佐野元春に夢中になり今日に至ります。 「昔のピンナップはみんな壁から剥がして捨ててしまった(ニューエイジ)」、ひとつのところに踏みとどまらず、常に新しい挑戦を続ける姿勢、いつも見習いたいと思っています。